遅ればせながらホームページを開設しました。企業退職後10数年間、技術士事務所として、技術士育成、環境審査員、民事調停、技術コンサルなどの業務を行ってきませたが、これからも少しでも社会のお役に立ちたいと念願しております。
私は企業在籍中、鉱物資源の開発や廃棄物の有効利用を担当しました関係で、環境問題に特に関心をもってきました。
人類社会は、能率を重視した資源・エネルギーの消費活動であり、エントロピー(熱エネルギー/絶対温度)は確実に増大していきます。人類が経済活動をする限り、エントロピーの増大は避けられません。即ち、エネルギー量は保存されても、エネルギーの質は確実に低質化し、環境は悪化していきます。
しかし、この増大のスピードをできる限り遅らせることは可能です。持続可能な社会の実現とは、エントロピーミニマムになるように、できる限り資源・エネルギーの浪費を抑え、エントロピー増大のスピードを抑えて少しでも先の世代へ正の資産を引き継いでいこうという思想から出発していると思います。
私たちが今しなければならないことは、現在私たちが享受している自然の恵沢を後世に引き継いでいくため、環境への「排出」と資源の「浪費」をできる限り抑制し、人為的な環境汚染や資源の早期枯渇を避ける努力を全地球人が心がけることだと思います。環境をできる限り保全し、資源やエネルギーをできる限り残し、次世代に伝承しようとする思想であり行動です。
宇宙死や太陽系地球の将来を宇宙物理学的に議論するまでもなく、いずれ我々の地球も終焉を迎えることは自明でありましょう。その意味では、地球温暖化防止対策を含むこれらの努力は、ごく近未来の人類への思いやりでしかないのかも知れません。しかしそれが、今なすべき最優先のテーマであることを理解する必要があると思います。
弊技術士事務所は、幅広い化学分野の製造技術課題や地球環境保全に関する技術課題に関するご相談にお応えします。弊技術士事務所をお気軽にご利用ください。
タンジョウ技術士事務所
代表 丹生光雄
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